要約:色んな英語力の人達に難度高めのAmerican idiomのサンプルを見てもらい、
モゴモゴバスターという英語リスニングの教材があって、
TOEFL100点以上程度のレベルであれば、
ところがコーポレートファイナンスでグループを組んでいる米人P
そこでここしばらく、なぜPの英語が(特に)
ちょうどそこにイディオム教材の案内が来たのでこれは即買いかな
Question: Guys, could you tell me if you guys think these English words are basic ones which I should know?
put in a feeler
pull strings
wiggle room
sit on the fence
tall order
have a leg up on
jump on the bandwagon
make a killing
big cheese
step on someone's toes
【米ネイティヴ】
米人P: 全てアメリカではcommonなイディオムで、よく使われる
【非米ネイティヴ】
インド人R:全てはわからないが結構知ってる、もしくは推測できる
フィリピン人K:全てはわからないが結構知ってる、もしくは推測できる
【Fluent】
フランス人A: アメリカではcommonだと思う。いくつかは知っている
【Fluent手前】
中国人A: 一個も分からない
(追加)
- インド人Rの見解。アメリカの映画など見るなら必要。
映画を見ることで勉強も可能。自分はアメリカの映画を見て米イディオムを知ってきたし、今でも少しずつ増えていっている - 英日ハーフのTの見解。「put in a feeler」と「big cheese」の二つはわからなかった。英語圏で仕事するならこういうフレーズはよく出ると思うが、
アジアで英語で仕事する分には知らなくても大丈夫だと思う
上記の結果を見て、どのように考えるべきか。自分なりの結論は以下。
- 英語圏でネイティブ≧
ぐらいのレベルで仕事するためには習得が望ましいが、なくても恐らく可(実際、フランスAは米Pとのコミュニケーションにも支障なし) - 但し英語で映画を見ることにも支障がないであろうと思われるフランス人Aも多くは知らないところを見るに、映画鑑賞や非ネイティヴとの英語の仕事には基本的に支障がなさそう
- また、真の英語力を持つ人なら、仮に知らないイディオムがあっても推測が可能(なのでインド人Rなどは、映画を見ながらどんどん語彙を増やしていくことが出来る。日本人が日本語の語彙を増やしていくのと同じ方法)
改めて自分の英語レベルを顧みるに、そもそもの英語力の低さから、リスニング時には脳のワーキングメ
チャラめのタイトルに反して中身は非常に骨太なので、興味のある方は読んでみると良いと思うが、要は自分の場合には英語の受信・発信が無意識レベルまで染みついていないので、処理にいちいちメモリを消費してしまうということ。この説明は自分の感覚ともかなり一致している。なので、結局もっと基礎となるレベルの反復練習が足りていないことが一番の問題と判断し、この教材の購入は見送ることとした。
実際、インド人Rやフィリピン人Kとまではいかなくても、フランス人Aぐらいのレベルまでいくと、米人Pと話していて知らない・聞き取れない言葉が出てきても、聞き返すことも可能なのだろう。よく、まともに高いレベルで英語を使ったこともないくせに英語スピーカー気取りの短中期留学帰りのポン人やネイティヴスピーカーなど、日本人が本気で英語を勉強する苦労を知らない人たちは、「わからないことがあったら聞くべきだ!日本人はシャイだからなかなか聞かないのはよくないよ!」などと気楽に言い、社交辞令もわきまえているこちらは「そうだね、ありがとう(ニッコリ」と答えざるを得ないわけだが、本当にわからない言葉を逐一聞き返していたら、あまりの話の進まなさに彼/彼女らだって僕と距離を置くようになるに決まっているのである。
自分の限界は知りながらも、その限界までは挑戦してみようと心に決めた英語学習者の心の闇はかくも深い。しかして今日も、六本木のサパークラブで外人のおっさんやインター崩れのヤンキーと、「It gonna like~じゃなーい?」みたいな中途半端な発音の良さを織り交ぜた日英混じりのカスみたいな言語を操りキャッキャしている女の姿を脳裏に浮かべながら、俺はお前らとは違うからなと心に誓いつつiPhoneのレコーダーが擦り切れるほどリスニング教材を再生するのであった。