物心がついた頃から太っていた。
そして、何度も何度も痩せようという挑戦をしてきた。
- 30分ラン
- LSDラン
- 糖質制限(試験紙を使ってケトってるかを日々確認した)
- MCTオイルを入れた完全無欠コーヒー
- 筋トレ
- b-monster
実際のところ、挑戦という言葉を使うことすらおこがましいと思われる。単品ダイエットや絶食のような極端な取組みこそ退けていたものの、僕はただ「これこそは」と思ったものに飛びついては、"継続する"という人生の勝者に欠かすべからざるスキルの欠如によって、「痩せてみたい」という夢をずっと先送りにし続けて来ただけだ。
容姿について。"継続"という能力が求められず、お金で解消できることに取り組むのは好きだった。ほのかにコンプレックスだった額のホクロは留学前に切除したし、今はキレイラインの矯正だってやっている。
しかしダイエットはどうしてもできなかったし、タバコも長年に亘って吸い続けている。そして、時折「痩せよう。タバコもやめよう。ついでに英単語を2万語覚えよう」と思い立ち、「やっぱり無理だ」と全部同時に諦めるということを繰り返している。何度も。
過去の振り返り
実は、香港~上海の留学中は同級生のBa/ぶーすけ (@booo_suke) | Twitterというボディメイクのスペシャリストの指導により、それなりにいいところまで頑張れていたこともある。
2017年12月~2018年3月:▲4kg
17年末、MBAのインターナショナル・ナイトが終わったあたりに思い立ち、ぶーすけ氏の指導の下に食事制限・筋トレによる減量を始めた。放漫な食事をやめるとすぐに1~2kgは体重が減るが、これは水分によるものと理解している。それを差し引いても、1月~3月は2ヶ月で▲3kgという悪くないペースで減量できていた。
2018年3月~4月:+3kg
その後4月にかけて急上昇。これは「減量はもうつらい。増量期に移行したい」とアホなことをぶーすけ氏に言い張り、「まだ早すぎる」と氏が止めるのを振り切って自分なりの"増量期"に突き進んだ結果だった。そして、減った分をすぐさま取り戻し、これではいかんとまた減量を始めた。明らかに「増量期」という言葉を自分の意思の弱さの言い訳に使っていたとしか言えない。
2018年5月~11月:▲5kg
その後、タイで体重計が使えなかった時期を乗り越え、8月から上海に移住。このころはあすけんアプリに入力できない食べ物が多すぎて、記録はサボっていたもののそれなりに節制と筋トレを継続できていた。18年11月時点で開始当初から約6kgダウンとなり、ここで記録は途切れている。
2018年12月~現在:2017年12月との差分が▲2kg
そして、日本帰国。仕事の忙しさにかまけ、一年は週1程度のジムorビーモンでだいたいキープしていたのだが、今年2月からの仕事が食品関連だったこともあり、毎日バカ食い。お客さんの会社に行ってはお土産を頂き、競合調査だと言っては街のものを買いあさり・食べまくる始末。結果、1ヶ月で5kgゲインした。頭おかしい。2017年12月の開始時点とほぼ同じ体重に戻った。これが3/24のことであり、自粛期間を経て現在はそこから2kg減している。
ここから、始める。
もう絶対にあきらめないボディメイク計画
"継続"という言葉が人生の大きな課題になりつつある。これからまだまだ人生で成し遂げたい色々なこと、その多くは継続なくしては達成ができないことばかりだ。若いころから様々なことを継続できている色んな人達との差が開いていっているし、これ以上先送りにするほど人生は長くない。身体を変えるということを通じて、今度こそ自分を変えたい。
幸いにして、ぶーすけ氏の指導とテキーラ村上氏の「痩せない豚は幻想を捨てろ」を熟読した成果もあり一般人レベルのボディメイクに必要な知識は十分に持っている。童貞のエロ博士みたいに、足りていないのは経験だけだ。そこで、自分の性格とライフスタイルと踏まえた完璧なる計画をいま一度立てる。明らかな誤りがあれば指摘頂き、適宜進化させていきたい。
結局のところ、食生活が最も大事であり、筋トレがそれに次ぐということを知っている。
目標とペース
1日の正確な基礎代謝量と身体活動レベルを把握することは現時点で困難であり、「最近筋トレ頑張ってるから『身体活動レベル』の想定はアスリートと同じぐらいでいいかな?」などとすぐに自分を甘やかすことが目に見えているので、1,700~1,800kcalを当面の基準値に定める。その後の期間あたり減量幅によって、1日の消費カロリーが概ね分かってくるはずだ。
即ち、もし現時点の1日の消費カロリーが2,300kcalだった場合、1日あたり約500kcalの差分、月あたり15,000kcalの差分となり、体脂肪1kgあたり7,200kcal換算と言われているので、筋肉量が減らないと仮定した場合1ヶ月に2kgの減となるはずであり、そうならない場合には摂取カロリーと消費カロリーのいずれかで原因の特定を行う。理屈ではわかってるんだよ。
もしもペースが速すぎれば緩めるし、遅すぎれば強める。そして、3ヶ月後の8月終わり時点で現時点から▲6kgを達成することを目標にする。
食生活
自粛期間中はコントロールしやすかったが、いつまで続くかわからない。自粛後の計画も立てておく。
いずれの場合であっても、以下が基本になる。そして、炭水化物はできれば低GI値のものが望ましいが、あまり細かくできないのでこだわりすぎないことにする。
- タンパク質(gあたり4kcal)・・・100g~130g摂取
- 脂質(gあたり9kcal)・・・20~40g摂取 ※なるべく魚・ナッツから摂る
- 炭水化物(gあたり4kcal)・・・上記の差分として摂取
そして厳密なカロリー計算をするには、自炊ではなくコンビニの既製品を最大活用した方がよいこともわかっている。そして、いちいち考えずに毎回同じものを食べることにすればいい。理屈ではわかってる。
自粛期間中
- 朝食:玄米半分ご飯120g+ほぐしサラダチキン+納豆
- 昼食:玄米半分ご飯120g+サバ味噌煮+生卵 ※生卵が余計だけど好きなので
- 間食:プロテイン
- 夕食:残り600~700kcal摂れ、タンパク質はあと20~30gは必要。その範囲で組み立てる
そして、食事の間に空腹を感じたらBCAA。
プロテインはこれ。ずっと持ってる(飲んでなかった)。
Xtendのスマッシュアップルは氷入れて飲んだら普通にうまい
大きな問題として、実際は上記に加えて週5回の飲酒、1回あたりレモンサワー1Lぐらい飲んでいる。こだわり居酒屋のレモンサワー1Lは、あすけんによればおよそ450kcalある。正直これが一番キツい。そして、この450kcalは何の栄養素も含まないただ空っぽのカロリーであると聞いている。この飲酒習慣を前提にすると、夕食はプロテインとレモンサワーだけになってしまう。ここが最大のチャレンジになりそうだ。
自粛期間明け
※自粛期間明けの行動動線が見えていないので別途追記することにするが、基本的にはコンビニ最大活用の方針は変わらない。夕食が不安定になる可能性が高いが、空腹を埋めるためのサラダは自粛明けの方が手に入りやすい点をうまく活用したい
運動
基本は筋トレ
来週再オープンするエニタイムフィットネスに週三通い、下半身・上半身前側・上半身後ろ側のローテーションを回す。エニタイム再開までは2日に1度のHIITをmarina takewaki先生のYouTubeでこなす。アイスホッケーに行く週は、1回分をスキップすることにする。
有酸素運動はしない
有酸素運動には賛否両論あると理解している。
- 筋肉が消費されてしまい基礎代謝が落ちるので避けるべき派
- BCAAを飲みながらやるなら気分転換にもいいし効果的だよ派
- それでも時間当たりの消費カロリーが少ないので効率が悪いぜ派
毎日の時間が足りなくて困ってるのでここでは3番の立場をとることにする。
マインドセット
はっきりとわかることがある。自分にとっては、心の持ち方のコントロールが成功の鍵だ。
完璧主義にならない
計画は完璧なものだと思われ、もちろんこれを遂行するのが目標だが、現実的には難しいということを知っている。つまり、僕が立てる計画はいつも完璧だが、その通りにできた試しがない。
「0か100か」というポリシーの下、「100じゃないなら0でいい」という行動指針は害悪であり、これを崩すと色々なことがうまくいくことが最近ようやく肌身に染みて分かってきた。
本件においては計画はあくまで理想であり、理想との差分(=改善余地)がどこにあるかを特定することを最大の目的と割り切る。計画通りに進められなくても自暴自棄にならず、ルーズにやる。
絶対にあきらめない
これ以上自分にうんざりしたくない。▲6kgを減らしたら、まだまだチャレンジしたい目標がある。
ひょっとしたら、計画を緩めることがあるかもしれない。筋肉量の減少を許容してでも▲6kgに帳尻を合わせにいったりするかもしれない。3ヶ月では終わらないかもしれない。それでも、▲6kgは必達する。あきらめなければ終わらない。
ブログの更新にこだわらない
今回書きながら、過去の反省や今後の取組みをシャープにすることができた点はよかったが、今後の更新を自分に課すと精神的な負担になる。負担はなるべく減らす。精神力を使わなくてもいいように、目標達成に関係のない行動では自分を甘やかす。
頑張るぞ!
正直、3ヶ月で▲6kgというのは世の中的には大したことではないと思う。でも、それすらできなかったのがこれまでの自分だということをしっかりと噛みしめることから始めたい。気取って月刊大学への数学に手を出さずに、僕なんかは白チャートから始めるべきだ。一対一対応の演習すらまだ早い。白チャート。これできなかったら大学受験の数学あきらめた方がいい。そのレベルから始める。
会社の後輩も見ているかもしれない。この程度の目標で挫折したら、会社でいじめられるかもしれない。ここで失敗したら何も言い返せない。「プロジェクトがない時期でも自己研鑽をうんぬんかんぬん」とエラそうに説いても、「(プッ)ダイエットは自己研鑽に入りますかー?(クスクス)」とか言われて涙ぐむしかなくなる。給湯室から「あの人ダイエット挫折したらしいよ(プークスクス)」とか声が聞こえても、足音が聞こえないように早歩きで立ち去るしかなくなる。
やるしかない!!
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