香港MBA留学記

香港科技大学MBA留学で経験したこと、考えたこと

誰も教えてくれないビットコインへの純粋な疑問

もちろんこれまでも「ビットコインがここまで上がった」とか「日本の法規制がとうとう仮想通貨を認めた」とか、何だか景気のいい話は耳に入ってきていたのだけど、ここ1~2週間で立て続けに身の回りでもビットコインの話が聞こえてきた。

 

「ビットコインの会社を作り、大手と提携しました」

とか

「友達の彼氏がビットコインの会社を作ったんだって」

とか、そういう話である。

 

以前Fintechについてまとめて勉強した時に、ブロックチェーンについては多少の知識を得たのだけど、ビットコインについてはずっとシンプルな疑問を持っていた。それは、

 

「価格がこれほど乱高下するものが果たして決済手段として普及するのか?」

 

ということだ(そもそも「ビットコインの会社」って何だ?みたいなこともあるのだけど)。そうはいっても他にやりたいことが山ほどあるので放っておいたのだけど、あまりに世の中が盛り上がりすぎていて、今後数年で何か大きな動きがあるように思ったので、自分なりの考えと疑問を一度整理しておくことにした。

 金融での勤務経験があるとはいってもプライマリーマーケットで数年過ごしただけなので、決済関連やその他経済全般には素人同然であるということ、及び一部憶測や仮説も含んでいる点はご理解頂き、理解に誤りがある点などあれば是非ご指摘頂ければと思う。自分はただ、「本当のことが知りたい」だけである。

 なおビットコインを支えている技術であるブロックチェーンに関しては、自分は元より肯定的である。

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とある授業について

ほとんどの授業が全8回で構成されているうち、とりあえず第3回が終わりつつあって、今のところ一番のお気に入りはManaging Organizationという授業。意思決定に際しての認知の歪みをどう自覚すべきか、リーダーシップのあり方とは、といったことについて、豊富な例え話や問いかけ・エクササイズなどによって理解を深めていく内容で、教授の話のうまさもあり素晴らしい授業だと思っていたのだが、クラスメイトの何人かから否定的な評価を聞いた。

 

とある休憩時間中の雑談の中でこの授業に関する意見を求められたので、「一番気に入ってる授業だよ」と返したところ、

 

「あの授業は、楽しいだけ。実践的じゃない」

「当たり前のことしか言っていない」

 

というような言葉が返ってきたので、驚いた。いくらか反論しようとしたのだが、「そうだそうだ、楽しいだけだ」と何人かで畳みかけるように話が盛り上がり、休憩時間も残り少なかったのでじっくりと自分の意見を言うことができなかったのだが、その時に感じた違和感がどうも残っている。

 

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学ぶべきことの取捨選択

まだ秋学期前半が始まって二週間だけど、色々気をつけなければ学習機会を損ねかねないなと危機感を抱いている。それなりの考えがあってコア科目を全て受講することにしたわけなのだが、会計やファイナンスはやはり内容がかなり基礎的である上に、期待していたほどグループワークが求められておらず、ちょっと肩透かしをくらっている感がある。ワークロード自体は重いのだけど、最も重きを置いているグループでの議論はそこまで白熱する前に収拾がついてしまう感じ。悪い癖として完璧主義者なところがあるので、宿題が提供されたりなどするとどうしても仕上げるために時間を費やしすぎてしまう傾向があるのだが、普通に学校が提供するプログラムに乗っかっているだけでは自分の目標は達成されないな、と危機感を新たにした次第。

 

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自分のリーダーシップスタイル

 少し前のことになるのだけど、本格的に授業が始まる前のImmersion programで、PDP(Professional Dynamic Programs)というリーダーシップスタイルを診断するワークショップがあった。

 

ここでは、各学生が持つリーダーシップスタイルが5つの型に分類される。HKUSTのMBAプログラムでは随分長いこと新入生に対してやっているらしく、アラムナイに会った時にもこの話で盛り上がるらしい。

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秋学期(前半)の授業が始まる

6月に日本を出発して以来、北京留学⇒香港到着⇒生活セットアップ⇒Immersion programと怒涛の勢いで日々が過ぎていったので、随分プログラムも進んだかのように錯覚していたのだけど、実は今週からようやく授業が始まる。とはいえ、日々が過ぎるのが本当にあっという間なので、うかうかしているとあっという間に終わってしまうのは間違いなく、もっと気を引き締めて取り組んでいきたい。

 

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